DiDiフードは、2020年に大阪でサービスを開始し、現在9都道府県で利用することができるフードデリバリーサービスです。
コロナの影響により、通常の飲食店が大きな打撃を受ける傍らで、フードデリバリー業界は大きな発展を遂げてきました。
当然配達員として働きたいと考える人も増えています。
今回は、DiDiフード配達員として働くために、配達員の登録方法と、その始め方を解説させていただきたいと思います。
DiDiフードの配達員の登録要件
DiDiフードで働くための条件は18歳以上となります。
年齢制限はなく、高齢な方でも健康でさえあれば問題なく働くことができます。
外国人の場合は在留資格が必要です。また、ビザの関係で週に28時間の稼働制限が課せられます。
スマホの所持も必須となります。アプリをダウンロードして依頼を受け、配送へと向かうため、スマホなしで働くことはできません。
配達車両も必要となるので、最低でも自転車は用意しておきましょう。
DiDiフードの配達員が登録できる配達車両
DiDiフードで使用できる配達車両は、自転車、原付バイク、軽貨物自動車(125cc以上のバイク含む)です。
軽貨物自動車とは、荷物積載のため、一定のスペースが確保された自動車のことです。
軽貨物車を配送車として使う場合は、事業用登録を行う必要があります。
車両の任意保険には加入されることをおすすめします。
配達業を行う行わないに関わらず、車両を運転する以上は、任意保険への加入は行ったほうがいいですし、仮に週40時間以上の稼働となると事故のリスクも飛躍的に上がります。
万が一の事故で高額な賠償金を請求されないためにも、任意保険には入ったほうがいいでしょう。
配送方法でおすすめなのはバイクです。
自転車よりも配送スピードが速いですし、小回りも効く上、長い配送距離にも問題なく対応することができます。
DiDiフードの配達員の登録方法・始め方
DiDiフード配達員としての始め方は、まずDiDiフードホームページから配達パートナーのページを開き、応募することから始まります。
事前に身分証明書、銀行口座、車両の自賠責保険の証書を用意しておきましょう。
工程がいくつかあり、審査のために1~3日ほど時間を経て配達員になることができます。
すぐに働きたいと考えている人は、早めに登録したほうがいいでしょう。
これから登録方法について、順番ン位詳しく説明していきたいと思います。
配達する国の選択
配達する国の選択画面が表れたら、自分が活動する国を選択してください。
いくつか選択肢がありますが、このサイトを見ている人は当然日本での活動を考えているでしょうから、「日本」を選択します。
電話番号を入力
ご自身の電話番号を入力してください。
スマートフォンをもって活動する仕事なので、スマホの電話番号のほうが都合がいいでしょう。配達中にトラブルに見舞われた際、DiDiのサポートセンターに電話で連絡を取ることも考えられます。
その際にスマホの電話番号を登録しておけば、DiDiからも連絡がつけやすいです。
パスワードとメールアドレスを入力
電話番号を入力したら、認証コードが届くので、それを入力してください。
すると、今度はパスワードとメールアドレスの登録画面になります。
ご自分の利用されているメールアドレスを入力し、パスワードも決めましょう。
配達都市・配達エリア・配達方法を選択
次に行われるのは配達都市と配達方法の選択です。
現在9道府県でサービスが展開されていますが、自分が活動する都市を選びましょう。
配達方法は、自分の使用予定の車両の種類を選択します。
利用規約に同意する
続いて行うのが利用規約の同意です。
細かく文章が書かれていますが、気になるところがある人は、大まかにでも目を通しておくといいでしょう。
国籍を選択する
国籍を選択してください。
日本人の方は当然日本でOKです。外国籍の方は、自身の籍がある国を選択しましょう。
必要書類をアップロード
プロフィール写真と、必要書類をアップロードして下さい。
プロフィール写真はスマホの自撮りでOKです。ただし、マスクや帽子など、顔が隠れてしまうものを身に着けないようにしましょう。背景もできるだけ無地の壁などを選択し、余計なものが映りこまないようにするといいです。
必要書類は本人が確認できる書類となります。
いくつか選択肢がありますが、運転免許証か学生証がベターでしょう。ただし学生証は、同時に保険証の提示も必要となります。
オンライン研修
登録した項目に不備がなく、審査に通過すれば登録完了となります。
配達員として認められたことになりますが、配達アプリをダウンロードすることでオンライン研修を受けることができます。
「配達パートナー研修資料」という資料が閲覧できるようになるので、全項目きちんと目を通しておくようにしましょう。
資料はいつでも見返すことができるので、仕事をする際に気になることがあれば、見返して確認するといいでしょう。
バッグを配達拠点で受け取る
DiDiフードでは、配達員バッグを受け取ることができます。
原則DiDiフードパートナーパブでの受け取りになりますが、コロナの影響もあり、バッグを郵送で受け取ることもできます。
配達員バッグは4000円の料金がかかりますが、DiDiフードを辞める際にバッグを返還すれば、4000円も戻ってくるので、実質タダで借りることができます。
配達開始
バッグを入手すればいよいよ配達開始できます。
DiDiフード配達員専用アプリ、「DiDi配達」を使って依頼を受けることができます。
DiDiフードアプリには、他にも注文者用アプリなどもあるので、間違わないように気をつけましょう。
「DiDI配達」から自分のアカウントにログインし、「注文受付開始」のボタンをタップすることで、オンライン状態になります。
待っていれば依頼が回ってくるので、自分が対応できそうな依頼を選択し、業務を開始して下さい。
DiDiフードの配達員を登録できない場合の対処法
DiDiフードの配達員の審査には大概の人が問題なく通ることができます。
登録できない場合は、必要書類をアップロードする際に不備があったと考えられます。
特に、本人確認書類である運転免許証や、自賠責保証書などは、きちんと写真が取れていないと審査に通らないことがあります。
書類を撮影する際は、隠れている場所や、光の加減で見えなくなっている場所などが出来ないように気をつけて写真を撮りましょう。小さい字などが問題なく読めるか、写真を撮った後に自分でも確認してみるといいでしょう。
他にも、18歳に満たない人や、在留資格のない外国人は、登録することはできません。
DiDiフードの配達員が必要なもの
DiDiフード配達員として働くために必要なものは、以下の通りです。
・スマホ
・配達バッグ
・マスク
・お釣り
スマホが無くては仕事を行うことができませんし、配達バッグは保温効果を持っているので、出来立ての料理を提供するためには必須です。
マスクは食事を配達するという特性上、常識的に考えて必ず付けるべきですし、お釣りは現金支払いの際に必要となります。
この他にも所持が必須ではないものの、モバイルバッテリーやスマホホルダーなどがあれば便利です。
モバイルバッテリーがあれば、配達中にスマホの充電が切れて、業務を行えなくなるという事態も防げます。もしもそれで配達先の住所が分からなくなってしまったらトラブルの元です。
スマホホルダーは自転車に取り付けられるタイプのものを選ぶといいでしょう。
確認のためにわざわざポケットからスマホを取り出すようなことをしなくて済みます。
DiDiフード専用のバッグを使う必要はあるの?
DiDiフードではバッグの貸し出しを行っています。オレンジ色の目立つバッグで、これを持っていると、お店の人や注文者が一目でDiDiフード配達員と分かるようになっています。
DiDiフードでは、専用バッグの使用を推奨していますが、必ずしも支給されたバッグで配達を行う必要はありません。
いくつか条件がありますが、例えば他社のフードデリバリーサービスの配達バッグを代わりに使うこともできます。
ただし、DiDiフード専用バッグを配達時に使っていなかった場合、なんらかのトラブルが起きた時に、DiDiフードからの補償を受けることができません。
専用バッグは実質無料で借りることができるので、特別なこだわりがあるわけではないのなら、専用バッグで配達することをおすすめします。
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